- ビットコインってどうやって始めるの?
- ビットコインってどこで買えるの?
- ビットコインの注意点は?
「ビットコインを始めてみたいけど、なんかいろいろ不安で、始められない!」という人は多いのではないでしょうか。
- ネットに詳しくないけど、大丈夫かな?
- まとまった資金がないけど、買えるのかな?
私も漠然と不安を抱えていて、なかなか始められずにいました。
…が、2024年1月からやっとビットコインを始めることができました!
ネットに弱くても、まとまった資金がなくても、アラフォーでもはじめられたので安心してください!
そこで今回は「ビットコインを始めたいけど、いろいろ不安で始められない!」という人に向けて「ビットコインの始め方をとにかく丁寧にわかりやすく」記事を書きました。
- ビットコインを始める前の基礎知識
- ビットコインを始める(買う)ための準備
- ビットコインの買い方
- ビットコインを運用するための知っておくと便利なこと
- ビットコインを始めるときによくある悩み
ビットコインを始める前の基礎知識
まずは「そもそもビットコインってなに?」という方にビットコインについて解説します。
そもそもビットコインってなに?
ビットコインは暗号資産の一つで、インターネット上で使える通貨です。
「暗号資産=ビットコイン」と思っている人もいるかもしれませんが、暗号資産は世界中にたくさんの種類があります。
ビットコインは、世界で最初に作られた暗号資産!
ビットコイン(暗号資産)は、紙幣や硬貨のように「カタチ」としては目には見えません。
ビットコインのしくみってどーなってるの?
ビットコインには中央銀行が存在せず、ブロックチェーンで管理されています。
ブロックチェーンは、ひとことで言うと「取引記録をまとめた台帳」です。
取引データをブロックで管理し、それらのブロックを、チェーン状にして管理しています。
ビットコインのしくみは、何となくの理解でOKです!
なんでビットコインに価値があるの?
ビットコインは、目に見えないデジタル通貨。
さらに、支払いとして使えるところも多くありません。
なのに、なんでこんなに価格上がってるの?って不思議ですよね。
ビットコインの価格は、需要と供給で決まります。
価格が上がってるってことは、需要の方が多く、みんながビットコインに価値を感じているってこと!
- 希少性としての価値
- 投資商品としての価値
- 通貨としての価値
どこに価値を感じるかは人それぞれですが、私がビットコインを始めて感じた価値は3つほどです。
ビットコインのリスクは?
ビットコインに価値がありそうな気はしてきたけど…やっぱりリスクあるんだよね?
ぶっちゃけ、ビットコインにリスクはあります。
- 値動きが激しいから高値掴みをして損をする
- 価値が保証されていないからゼロになることもある
- 交通整備されてないからハッキングにあうことがある
初心者が気をつけること【リスク回避】
ビットコインにリスクはつきものですが、できるだけリスクを減らす方法もあります。
ビットコインをやるなら、必須の回避策です。
- 安心できる取引所を使う
- 余剰資金ではじめる
- 少額からはじめる
ビットコインの始め方【Step1】
どこでビットコインを始めるかを決める
ビットコインを始めるには、どこかの暗号資産取引所の口座をつくる必要があります。
ビットコインは暗号資産取引所で売買するよ!
国内にはたくさんの暗号資産取引所があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、こだわりに合わせて選ぶのがベストです。
とはいえ「そもそも何にこだわればいいの?」という初心者に、オススメの暗号資産取引所を3つ紹介します。
- Coincheck
- bitFlyer
- GMOコイン
上記3つをオススメする理由は
- 大手会社が運営しているから安心
- 使っている人が多いから悩みが解決しやすい
- 初心者の私も実際に問題なく使えた
からです。
実際に使って感じた「それぞれをオススメする人・オススメしない人」を紹介していきます。
わかりやすさ重視→Coincheckがオススメ!
「アプリの見やすさ・わかりやすさ」を重視する人にオススメなのが「Coincheck」です。
Coincheckのアプリは、とてもシンプルで見やすいです!
比較してみるとこんな感じです。
余計な情報がなく、直感的に操作できるので、初心者さんも迷うことがありません。
一方で「1円くらいから買ってみたい!」という人にはCoincheckはオススメしません。
Coincheckの最低取引額(販売所)は、500円〜になっています。
1円でビットコインを買いたい!→bitFlyerがオススメ
「とにかく少額で買ってみたい!」という人には、bitFlyerがオススメです。
bitFlyerは、1円からビットコインを買えるよ!
逆にbitFlyerをオススメしないのは「手数料をおさえたい!」という人です。
各手数料を比較するのはムズカシイのですが、bitFlyerは比較的手数料が高い印象です。
手数料をおさえたい!→GMOコインがオススメ
「手数料をおさえたい!」という人には、GMOコインがオススメです。
ビットコインを運用するには、いろんな手数料がかかりますが、GMOコインの手数料は比較的安い印象です。
逆に、GMOコインをオススメしない人は「日本円をこまめに引き出したい人」です。
GMOコインの出金は、最低額が1万円〜に設定されています。
全額出金する場合は金額の制限はありません。
ビットコインの始め方【Step2】
暗号資産取引所の口座を開設する
どこの取引所を使うかを決めたら、口座を開設します。
口座開設のこまかい手順は取引所によって違いますが、ざっくりと
- 口座開設に必要なもの
- 口座開設の流れ
- 口座開設の注意点
を紹介します。
口座開設に必要なもの
口座に必要なものは以下の3つです。
- 本人確認書類
- メールアドレス
- 電話番号
本人確認として使える書類は、取引所によって異なりますが免許証があればOKです!
口座開設の流れ
ざっくりとした口座開設の流れは以下の通りです。
- メールアドレスの登録をする
- 本人情報の登録をする
- 本人確認をする
大きく分けると3ステップで完了します!
それぞれの取引所の口座開設方法は、下記で解説しています。
ビットコインの始め方【Step3】
日本円を入金する
口座が開設できたら、ビットコインを買うために日本円を取引所の口座に入金します。
入金方法と手数料は、取引所によって異なります。
インターネットバンキングの口座を持っていればカンタンに入金できます!
各取引所の入金方法と手数料をざっくり紹介します。
入金方法・手数料 | |
Coincheck | 銀行振込:無料 (振込手数料自己負担) コンビニ入金:770円〜1,018円 クイック入金:770円〜1,018円 |
bitFlyer | 銀行振込:無料 (振込手数料自己負担) クイック入金:無料もしくは330円 |
GMOコイン | 銀行振込:無料 (振込手数料自己負担) 即時入金:無料 |
詳しい入金方法・手数料は下記で解説しています。
ビットコインの始め方【Step4】
ビットコインを買う
暗号資産取引所の口座に日本円を入金したら、いよいよビットコインを買いましょう!
ビットコインを買う方法は2つ
- 販売所で買う
- 取引所で買う
初心者にオススメなのは「販売所」!
販売所は操作がカンタンですが、手数料が取引所よりも割高になります。
取引所は、販売所に比べて手数料は安いですが、操作が少し複雑です。
先物取引やレバレッジ取引などハイリスクハイリターンの取引には注意しましょう。
ビットコインを買う方法は下記の記事でくわしく解説しています。
ビットコインの取引で知っておきたい用語
ビットコインを取り引きしていると、いろんな用語が出てきます。
知っておくと便利な用語をザックリまとめました。
- 現物取引
- 先物取引
- レバレッジ取引
- 販売所
- 取引所
- スプレッド
- 成行注文
- 指値注文
- 逆指値注文
- 板取引
ひとつずつ見ていきましょう!
現物取引
現物取引とは「実際に手元にある現金分だけビットコインを買う」という取引方法です。
たとえば、手元に10万円がある場合は10万円分のビットコインしか買えません。
また、売る場合も保有しているビットコインの分だけしか売ることはできません。
現物取引は、手元にある現金の分しか買えないので、短期間で大きな利益を出しにくいというデメリットがあります。
しかし、取り引き方法がわかりやすく、手元にある現金を超える損失は生じないという大きなメリットがあります。
初心者は、現物取引一択!
先物取引
先物取引とは「ビットコインを将来のある時点で売買することを約束する」という取引方法です。
将来に売買するビットコインの価格や数量を、現時点で決めます!
取引が行われるのは将来なので、先物契約を行った時点では現物の引き渡しや決済はされません。
たとえば、2ヶ月後に「1BTC=600万円」で購入すると仮定します。
経済状況の変動にかかわらず、2ヶ月後の価格の購入を確約する方法が「先物取引」です。
そのため、2ヶ月後の価格が「1BTC=600万円」以上なら利益となります。
先物取引は、将来の期日と価格を現時点で予想して売買するため、現物取引と比べてイメージするのが難しいかもしれません。
先物取引を行う場合は、取引所に対して証拠金を預ける必要があります。
レバレッジ取引
レバレッジ取引とは「手元にある自己資金の何倍もの金額の売買ができる」取引方法です。
レバレッジ取引を行う場合は、先物取引と同様に、取引所に対して証拠金を預けることが必要です。
証拠金に対して何倍の取引ができるかの倍率は、取引所によって異なります。
少額の証拠金と取引金額の関係が「てこの原理」に似ているため、レバレッジ取引と呼ばれています。
倍率を大きくするほど損益の幅が大きくなるので、許容できるリスクの範囲内で倍率を設定することが大切です。
販売所
販売所とは「ビットコインをはじめとする暗号資産を取り引きする場所」です。
暗号資産取引所には、「販売所と取引所」の2つあります。
販売所の特徴をまとめました。
- 取引相手は販売業者
- 手数料が高い
- 操作がカンタン
たとえば、Coincheckの販売所でビットコインを買う場合、Coincheck販売業者からビットコインを買うことになります。そのときにかかる手数料がスプレッドといいます。
取引の操作はとてもカンタンなので、初心者でも安心です。
スプレッドが取引所よりも高いのがデメリットです。
取引所
取引所とは「ビットコインをはじめとする暗号資産を取り引きする場所」です。
暗号資産取引所には、「販売所と取引所」の2つあります。
取引所の特徴をまとめました。
- 取引相手はユーザー同士
- 手数料が無料の場合もある
- 操作が少し複雑
たとえば、Coincheckの取引所でビットコインを買う場合、同じユーザーが売っているビットコインを買うことになります。
取引相手がいなければ、取引ができないこともある。
注文方法にも種類があり、販売所よりは操作が複雑。
スプレッド
ビットコイン暗号資産の取引においての「スプレッド」は、トレーダーが実質的に負担する手数料です。
スプレッドは「買値と売り値の差額」で決まります。
たとえば、ビットコインの購入価格が15万円、売却価格が13万円の場合、その差額(スプレッド)は2万円となります。
スプレッドはつねに変動していて、その幅は取引所によってさまざまです。
成行注文
成行注文とは「売買の値段を指定せずに、数量のみを指定する注文方法」です。
価格を指定せずに、現在の市場価格で売買の注文を出すため、注文すれば基本的には即座に売買が成立します。
面倒な操作を必要とせず、即座に注文を出すことができます。
指値注文
指値注文は「買いたい価格・売りたい価格を指定する注文方法」です。
「ビットコインが〇〇円に下がったら買う」
「〇〇円に上がったら売る」
と言った感じです。
ただし、その価格に到達した場合しか注文は成立しません。
逆指値注文
逆指値注文は、指値注文と同じように「買いたい価格・売りたい価格を指定する注文方法」です。
しかし指値注文とは逆で
「ビットコインが〇〇円に上がったら買う」
「ビットコインが〇〇円に下がったら売る」
という注文方法になります。
逆指値注文は、一見すると損しているように見えますが、上昇トレンドや下降トレンドを読むための足がかりにすることができます。
板取引
板取引とは「板を見てビットコインや暗号資産を取り引きする方法」です。
板にはユーザーの買いたい(売りたい)希望価格がリアルタイムで表示されています。
ユーザーは、その数字を見て相場を把握し、売買する価格を決めるよ!
板取引ができるのは、取引所のみです。
ビットコインのはじめ方に関するよくある悩み・疑問
ビットコインをはじめるときによくある悩みをザッと紹介していきます!
- ビットコインっていくらから買えるの?
- ビットコインってスマホだけで買えるの?
- ビットコインって何歳から買えるの?
- ビットコインってどこで買うのがいいの?
- ビットコインは販売所と取引所どっちで買うのがいい?
- ビットコインっていつ買うのがいいの?
ひとつずつ見ていきましょう!
ビットコインっていくらから買えるの?
最低取引額は、暗号資産取引所によってさまざまです。
bitFlyerでは1円からビットコインが買えるよ!
ビットコインってスマホだけで買えるの?
スマホだけでもビットコインは買えます!
スマホアプリで売買できる取引所がほとんど!
ビットコインって何歳から買えるの?
仮想通貨の売買には年齢制限はありません。
しかし、国内のほとんどの仮想通貨取引所では、18歳未満の口座開設を受け付けていません。
ビットコインってどこで買うのがいいの?
どの暗号資産取引所にもメリット・デメリットがありますが、初心者にオススメなのは
- Coincheck
- bitFlyer
- GMOコイン
です。
私もこの3つの取引所の口座を持っています!
ビットコインは販売所と取引所どっちで買うのがいい?
販売所・取引所、それぞれにメリット・デメリットがありますが、ひとことでいうと
- 販売所:操作はカンタンだけど手数料が高い
- 取引所:手数料は安いけど、操作が少し複雑
初心者が慣れるまでは、販売所がオススメです。
慣れてきたら取引所にもチャレンジしてみよう!
ビットコインっていつ買うのがいいの?
理想は「安いときに買って高く売る!」です。
とはいえ「いつ安くなるか」は誰にもわかりません。
「いつ買えばいいかわからなくて、ビットコインがはじめられない!」という人は、ビットコインの積立がオススメです。
余剰資金で、少額からビットコインをはじめよう!
今回は、初心者の方がビットコインをはじめるために知っておきたい最低限の知識から、ビットコインを実際に買うまでのステップを解説しました。
- どこでビットコインを始めるか決める
- 暗号資産取引所の口座を開設する
- 日本円を入金する
- ビットコインを買う
聞いたことがない言葉があったり、ちゃんと意味を理解できなかったりで「ちゃんとはじめられるか不安…」と思った人もいるかもしれません。
でも実際にやってみると、一つ一つの作業はカンタン!
とにかく大事なのは、余剰資金で、少額からはじめること。
あとは、実際に運用しながら少しずつ勉強していきましょう。
たった1円、100円だけでも買ってみると気持ちが変わります!
もしあなたが、ビットコインに可能性や魅力を感じたなら、さっそく口座開設しちゃいましょう!